2015年01月24日

[商品]ガスボンベ全面塗装剥離用サンドブラスト機

先日、直圧式サンドブラスト機(手動作業用)別注製作機の納入を無事完了致しました。
構想&仕様決めに3ヶ月、製作3ヶ月の力作(!?)で、昨年末に設置据付完了。
年始にお客様に試運転確認の立ち会いを頂き、このたびの納入を迎えました。

今回のお客様は、「業務用ガスボンベを再塗装するための古い塗装剥がしと前処理」を目的に、サンドブラスト機を導入頂きました。
対象となるガスボンベの寸法は4種類。
大きいサイズのものですと長さは1,200mm以上になります。
1日に行なう処理本数がそれほど多くないことと予算的な面から、今回は手動作業を想定した装置としました。

こちらが今回製作した装置の全体写真です。
主に「ブラストキャビネット」「サイクロン内蔵直圧式ブラストユニット」「集塵装置」の3つのシステムで構成されております。
BAS-5T改造型

それでは作業手順を追いながら詳しくご案内しましょう。

まず、ガスボンベは「ブラストキャビネット」の向かって右側から出し入れします。
「ブラストキャビネット」右側の「シャッター開閉スイッチ」を『開』にしますとシャッターが開きます。
シャッター開閉スイッチ シャッター開.JPG



シャッターは安全面を考慮してストッパーもしっかり内蔵しております。

するとキャビネットに中から見えるのが、「ターニングローラー付台車テーブル」。
これは台車上にガスボンベを横倒しに載せることで、ガスボンベを縦方向に自由に回しながらブラスト作業できるための、今回のキモとなるパーツです。
これで重量のあるガスボンベも、片手で楽々回してムラ無くサンドブラスト処理できるというわけです。
(今回はガスボンベの外径を想定して、2系統のターニングローラーを搭載しております。)
ターニングローラー付台車テーブル

「ターニングローラー付台車テーブル」の上にガスボンベを載せて「ブラストキャビネット」内に入れます。
台車テーブルはレール上を走るので強い力を必要としません。
ガスボンベのセット ガスボンベのセット ガスボンベのセット

次にブラストメディアを投入します。
ブラストメディアはキャビネット床面に敷いているパンチング板をめがけて投入します。
今回は「スチールグリッド」または「アルミナ」を使用します。
本装置は、ブラストメディアは使い捨てではなく循環使用できる構造になっておりますので、毎回この投入作業をを行なう必要はありません。
ブラストメディアの投入

そしてシャッターを閉めます。
(安全ストッパーを入れている時には解除することを忘れずに!)
シャッタークローズ

これで下準備は完了!!
いよいよサンドブラスト作業です。

まず、こちらは「ブラストキャビネット」です。
真ん中に横に長く黒い物体がありますね。
これは特注のゴムカーテンで、どこにでも手を入れることができるようにしてます。
これで横方向にノズルガンを自在に持っていけるという仕組みです。
ブラストキャビネット

ちなみに縦方向は先ほどご説明した「ターニングローラー」。
これで縦方向、横方向に自由が効くので、大きなガスボンベの全面にサンドブラスト作業ができるということです!!

次に、こちらが「サイクロン内蔵直圧式ブラストユニット」です。
密閉された加圧タンクにメディアと空気を印加して投射する方式ですので、エアーブラストの中では研削力に最も秀でております。
タンク容量は「40L」で、「φ6.0mmノズルガン」の場合ですとおおよそ10分程度の連続投射が可能です。
サイクロン内蔵直圧式ブラストユニット

「サイクロン内蔵直圧式ブラストユニット」のコントロール部。
基本は「空気圧力調整」と「メディア投射量調整」のみですので操作は簡単です♪
サイクロン内蔵直圧式ブラストユニットのコントロール部

「ノズルガン」は小さく片手で楽々使いこなせます。
これも「直圧式サンドブラスト機」のメリットですよね。
ノズル口径は「φ6.0mm」を採用。
1時間に650kg以上のメディアを投射し、15kW以上のエアーコンプレッサーが必要なパワフルなものに仕上がりしました。
ノズルガン

いよいよ、サンドブラスト作業スタートですよ〜♪♪
「ノズルガン」を削りたい箇所に狙いを定めて、フットペダルONで投射開始します!
12.作業前.JPG



試運転でちょっとだけですが、仕上がり面の写真がこちらです。
出来上がり@ 出来上がりA 出来上がりB

最後に、本装置はブラストメディアを循環使用する方式です。
使ったブラストメディアは「ブラストキャビネット」下部のホッパーに落ちて、「集塵装置」の吸引力で「サイクロン内蔵直圧式ブラストユニット」に回収されるというものです。

集塵装置」の写真です。
集塵装置

「ブラストキャビネット」の「下部のホッパー」。
エアーバイブレーターにより常時振動を発生させ、ブラストメディアが滞留しないようにしてます。
こういう小技が意外と効くんです!!
キャビネットホッパー


いかがでしたでしょうか?
有限会社秋山産業ではこのようなサンドブラスト機の別注機の製作も承っております。
ぜひ貴社のご要望をお聞かせ下さいませ。

posted by あきやマン at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品に関するお知らせ

2015年01月10日

[こんな事してみました]iPhone6ケースにブラストアートしてみました

「弊社デモ機を使って色んなモノにサンドブラストしてみよ〜!」ということで、このたびiPhoneケースにブラストアートしてました!!

まずは、マスキング製作。
毎度お馴染みの弊社会長お手製の露光機(非売品)を使って作っていきます。
(こちらの露光機は会長の趣味用でして「非売品」でございます。。。あしからずあせあせ(飛び散る汗)

20140714 194344.jpg

今回マスキングする版下原稿はこちら。
お惣菜店を経営しておられる友人から会社ロゴをお借りしました〜♪

hamakoro_1.jpg

マスキングシート完成写真がこちら。

hamakoro_2.jpg

そして水現像してサンドブラストする所に貼り付けたのがたのがこんな感じ。

DSC_1085.JPG

この後にサンドブラストして完成したのがこちら!!

DSC_1083.JPG

今回は素材がゴムに近い弾力性のあるシリコン製ではあるものの、比較的にキレイに仕上げることができましたわーい(嬉しい顔)
少しずつですが、柔らかい素材に対してもコツを掴んできた感じがしまするんるん

ただ、素材色にオレンジ色を選んだ為、ブラストアート自体が少し見にくい。。。がく〜(落胆した顔)

hamakoro_3.jpg

こういう素材色の場合は、マスキングを剥がす前にスプレー塗料などで仕上がり面を着色してあげた方がイイ感じに上がるかもしれませんね〜。

今回使用したサンドブラスト機は、「小型循環式サンドブラスト機 ASB-2型」。
「手のひらサイズ」程度の面積のサンドブラスト処理に最適なモデルです。
メディアは「アルミナ(白色) WA-120」を使いました。

小型循環式サンドブラスト機 ASB-2型(弊社デモ機)

いかかでしたでしょうか?
身近なモノをブラストアートすることで、サンドブラストのコトを少しでもご理解頂けるきっかけとなりましたら幸いですわーい(嬉しい顔)
さ〜て、次は何にブラストしてみよっかなぁ〜グッド(上向き矢印)

<お断り>
弊社はサンドブラスト機、サンドブラスト材料を販売する業者であり、業務としてブラストアートおよび加工委託等は一切行なっておりません。
本投稿はあくまでサンドブラストを知って頂く活動としてご案内させて頂いております事を、何卒ご承知おき下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
posted by あきやマン at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな事してみました